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post-vintage展
これまで と これから
2020.12.22(Tue.)-27(Sun.)
愛知芸術文化センター地下2F
アートスペースX
10:00-18:00
(金曜日は20:00まで/最終日は17:00まで)
古着屋rhythm.war*p(リズムワープ)が立ち上げた古着プロジェクトpost-vintage(ポストヴィンテージ)
post-vintage新作の発表。またpost-vintageを通して二人のアーティストに迫ったドキュメンタリー作品を公開します。
これに伴って、2018~2020に制作した作品のアーカイブも同時に展示します。
ー展覧会に寄せてー
古着屋rhythm.war*p(リズムワープ)を営む私は、古着に"今"を吹き込み、再び時を越えていくものを"post-vintage(ポストヴィンテージ)"として発表しています。
古着を扱っていると、時として素晴らしいアイデアに遭遇します。
それは時間軸を飛び超えた(war*p)コミュニケーションのようであり、また、私を魅了する古着には生命的なエネルギーが存在するように感じ取れます。
これらの言葉にならない不思議さを確認するために、post-vintageでは、セレクトした古着(過去)にアーティスト(現在)の表現力を重ね合わせ、"時を超えたコミュニケーションの可視化"を試みてきました。そして、古着には生命が宿っていると考えてみることで、古着の新たな可能性を誘い出します。
2020年は"2020/2050"を年間テーマに設定しました。
今回発表する刺繍作品は、rhythm.war*pが設定したテーマとセレクトしたヴィンテージアイテムに、手を添えるアーティストとして刺繍アーティスト二宮佐和子に依頼し、時を超えたコミュニケーションを形にしています。
また私は同時に、古着に感じる"何か"の存在を探究しています。
今回は、サウンドアーティスト鈴木昭男、ダンサー・アーティスト宮北裕美にビジュアルを依頼しました。
二人にみる感覚的な"何か"を、post-vintage を通してみることで、言葉にならない不思議さを伝えています。
一度はゴミになった古着が、新しいヴィンテージとしての価値を持って、再生し生き続けていくpost-vintageに、有るものを培っていく楽しさを感じていただけたら幸いです。