post-vintage
Redesign clothes
Dye
"2020/2050"
コンセプト・企画・ヴィンテージセレクト/大原奈緒子(rhythm.war*p )
染色アーティスト/nonco.
Archive Video
音楽
青谷明日香(シンガーソングライター)
映像
パフォーマンス/松山昂史
カメラ/小林侑生
企画・映像編集/大原奈緒子
post-vintage 2020
"2020/2050"
染色作品アーカイブ映像
映像内で身に着けているジャンプスーツは、染色デザイナーnonco.さんによって染色デザインされたpost-vintage2020古着作品です。2019年に制作した青谷明日香さんによる楽曲"Adiaŭ(アディアウ)"に松山昂史さんが振り付け、パフォーマンスした映像作品です。
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彼女のパフォーマンスを初めて観たのは2015年だったと記憶します。
セクシャルマイノリティに声を上げる作品で、当時妊娠中の私には少し刺激的なものでした。
多様性やLGBTQというワードを耳にする機会が増えた2020年でも、まだその偏見は拭い去れないように感じます。私の固定観念がそうさせるのもひとつですが、セクシャルマイノリティというカルチャーもまた、私が容易に足を踏み入れることが許されないような、結界があるように思えるのです。
"古着は生命体"といえる時、私たちは多様性を認めることができるのではないだろうか。
楽曲はシンガーソングライターの青谷明日香さんに制作を依頼しました。
青谷さんの楽曲は、音楽の中のストーリーを疑似体験させるように空想を広げます。物語を語るに長けた青谷さんに、post-vintageのコンセプトを投げ掛け、その概念を音楽にしたものが"Adiaŭ"です。
『"Adiaŭ(アディアウ)" はエスペラント語で「さようなら」。
悲しいことや辛いことがあったとしても、新たな服に袖を通すといつでも再出発できる気がする。ほんの少し、微かな追い風をあなたの「さようなら」に寄せて。』