UPLINK吉祥寺
映画『プリテンダーズ』公開記念イベント
衣装提供rhythm.war*p大原 奈緒子による衣装インスタレーション
《Across》
吉祥寺PARCO地下2F アップリンク吉祥寺にて2021.11.19から上映中の
映画『プリテンダーズ』公開記念イベントとして、劇中衣裳タイアップしたrhythm.war*ｐ大原奈緒子の衣装インスタレーションを開催しています。
映画『プリテンダーズ』とアップリンク吉祥寺とpost-vintageの概念が融合したここでしか見られない展示となっています。劇場で映画をご覧になってから衣装インスタレーションで余韻を楽しんでいただけたら幸いです。
大原 奈緒子
映画『プリテンダーズ』
女子高生がSNSで世直し!?前代未聞の問題作！
「前にならえ」「空気を読め」を美徳とするニッポン社会に、二人の女子高生が物申す！？武器はSNS。次々と型破りなドッキリを仕掛け、フィクションの力で世界を変えようと突き進む緊張と興奮のシスターフッドムービー。生時、社会からスルーされ続けたゴッホに自らを重ね、社会に反抗する17歳の花田花梨（小野）。妻を失った父（古舘）と歳の離れた妹（野田）と暮らし、半ば引きこもりの日々を過ごしていた花梨は、父との言い争いをきっかけに、両親が海外赴任のため一人で暮らす親友・風子（見上）のアパートへ転がり込むことに。そんなある日、電車内で病人に席を譲ったときの得も言われぬ感覚が、花梨にひらめきをもたらす。"現実＋フィクション=世直し！？"風子の協力を得た花梨は、“プリテンダーズ”を結成。武器は“アイデア”と“SNS”のみ。満員電車での諍いを喜劇に変えたり、ゾンビを街に出現させたり......次々と型破りなドッキリを仕掛け、SNS上に動画を投稿。プリテンダーズは協力者を増やし、RTされ...RTされ...ついにバズる！しかし、ふたりを待っていたのは［社会］からのしっぺ返しだった・・・！？
小野花梨 見上愛 古舘寛治 奥野瑛太 吉村界人柳ゆり菜 佐藤玲 野田あかり 文晟豪 加藤諒 浅香航大 村上虹郎 津田寛治 渡辺哲 銀粉蝶
監督・脚本・編集：熊坂出
音楽：YURI SHIBUICHI
主題歌：踊ってばかりの国「ghost」
撮影:南幸男 撮影助手･照明:井上裕太
録音:弥栄裕樹 ヘアメイク:百瀬広美
助監督･美術･装飾･衣裳:葛谷朱美
配給:gaie
配給協力:Mou Pro.
制作プロダクション:テレビマンユニオン
2021年/日本/117分/5.1ch/シネスコ（1:2.39）/カラー/G
（C）2021「プリテンダーズ」製作委員会
10月16日（土）渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開
Pretenders-film.jp公式twitter：pretenders_film公式Instagram:pretenders_film
＜お問い合わせ＞配給・宣伝：ガイエ皆木良子090-3920-3709minagi_r@gaie.jp
アップリンク吉祥寺映画『プリテンダーズ』映画公開イベント
衣装提供rhythm.war*p大原奈緒子による衣装インスタレーション《Across》
アップリンク吉祥寺の回廊の一角にある、L字の個性的なギャラリースペースをみた時、映画『プリテンダーズ』のスクランブル交差点のシーンを展開することが浮かんだ。
私は、自らが提唱するpost-vintageという概念に基づいて、自身のお店が協力した花梨と風子の劇中衣装を「私」と交えて展示し、プリテンダーズに関係していくことを試みる。
この数週間私は、私の存在を確認するためにフィルムカメラを持ち歩き、自身の風景を記録した。
鏡張りにしたL字コーナーに、「私」を記録したネガティブフィルムをスクランブル交差点を連想させるように配置し、花梨と風子の衣装をクロスさせるように鏡に映す。
主人公花梨と風子の残像の背景に映る「私」もまた、その現象の一部ではないだろうか。
大原奈緒子
古着屋rhythm.war*pオーナー/アーティスト
古着の量は増える一方で、ときめく古着は少なくなっていることに違和感を覚えた。一度はゴミになっても、価値を纒い再生する古着の生命力に着想を得て、要素と要素のあいだに生じる生命性を探求するためにpost-vintageという概念を2017年に提唱。物事の関係性を可視化し、そこに宿る生命的なエネルギーを探る。
2018-2020年、古着と多様なアーティストとのコラボレーションした「オリンピックキタイ」シリーズを発表。古着を用いた表現に捉われることなく、インスタレーション、映像、彫刻など、様々な方法でコンセプトに基づいた表現活動を行う。
